EUGENEのおもいごと

日本語で文章を書かないと日本語忘れそう…!ってことでブログを書くことを決めました。

はじめに

 つくづく、良い時代になったと感心せざるを得ないのだけれど、インターネット上にジャニーズがいるって、本当に考えられなかった。

 これまでは雑誌の表紙を担当すればグレーのシルエットに隠され、主演映画の舞台挨拶記事でも主役の写真がないという間抜けなものばかりだったし、それが今やYouTubeに単独のチャンネルを持っている時代なのだから、本当に何が起こるか分からない。

 

 ジャニーズJr.のYouTubeチャンネルがあることを知ったのが2020年で、SixTONESSnow Manがデビューした後だった。正直、どの動画をどこからどう観進めていったかも思い出せないけれど、ただもう兎に角驚かされた。ジャニーズがWebコンテンツに登場しているんだ、なんて時代だ。

 

 今までのことを批判してもしょうがないので今は言わないけれど(後々何かの形で言うかもしれない)、YouTubeがきっかけで多くの人の目に留まって興味を持ってもらえているのは確か。自分たちの強みを生かした企画でコンテンツを展開していけば、ジャニーズに興味を持っていなかった人にも知ってもらえる。デメリットもたくさんあるとは思うけれど、少なくともスノストがデビューからこんなにテレビで目立つことが出来たのは、間違いなくWebの力が強いんだと思う。

 

 自分はかなり飽き性で、興味の対象がすぐに変わってしまから、スノストのことはなんとな~くぼや~と「ザ少年倶楽部」で観たことあるな、とかそのレベルでしか知らなかったけれど、YouTubeを観進めていくと、微かな記憶が少しずつ思い出されて、懐かしささえ感じられた。ジャニーズのコンテンツはテレビしか目にしていなかったので、舞台を頑張っているとか歌舞伎のサポートをしていたとか、そういう方向に関しては全くと言って知らなかった。少し前に阿部君がクイズ番組に出るようになって、家族がよく観ていたから頭いい子がいるんだな、と思ったり、そのくらいで(でも家族が「阿部君阿部君」というばかりでSnow Manとは言わないから全然ピンと来ていなかった。Snow Manならわかるよダンスとアクロバット凄いところじゃん)。

 

 スノストがデビューして、改めて二組のデビュー楽曲を聴いてみると、なんだか全然ジャニーズっぽくない。KAT-TUNがデビューした時も悪っぽい感じが「ジャニーズっぽくない」って言われていたけれど、やんちゃな男らしさみたいなものは、むしろジャニーズっぽさがある気もする。でもスノストはSixTONESには若干のKAT-TUNらしさはあるものの(こればっかりはしょうがない)、爽やかさやキラキラ王道アイドル路線ではなく、未来を感じさせる音やダンスや世界観が、ジャニーズを10代女子のためのものではなく、性別や年齢を超えて楽しめる真のエンターテインメントなのだと知らしめているような感じもあった。(単純に20代後半の人が多くてそれじゃない感がありすぎただけかもしれないけれど)

 

 そうして今度はデビュー組の番組や新曲の宣伝もYouTubeでするようになったし、隠しに隠してきたMVを晒すまでになって、急すぎて逆にびっくりしすぎちゃうくらいあるけれど、もっともっといろんな人の目や耳に触れて、「ジャニーズはSMAPや嵐だけじゃないんだ」ってところを改めて知ってもらいたいなと思う。

 

 時代が進んで、エンターテイメントの形も進化している。ジャニーズの変化は他と比べると遅くてゆっくりかもしれないけれど、きっと良い方向に進んでいると信じている。だからそれを利用する側も良い形でそれをサポート出来たらいい。可能な限り前向きで優しい想いで。